伊藤洋輝がバイエルンと5年契約で合意とロマーノ氏の報道 残すはメディカルチェックのみか

シュトゥットガルトに所属する日本代表DF伊藤洋輝とバイエルンが個人合意に至り、残すはメディカルテストのみの状態となったようだ。日本時間の13日、移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏がSNSに投稿した。

伊藤は2021年夏にジュビロ磐田からシュトゥットガルトへレンタルで加入すると、すぐに存在感を示し、2022年には完全移籍へ移行。2023年夏にはクラブとの契約を2027年6月30日まで1年延長した。今シーズンも公式戦29試合に出場し、クラブの15年ぶりとなるチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。安定した活躍が高く評価されており、今夏の去就に注目が集まっている。

そんな中、現地時間の12日にドイツ『ビルト』紙の『Tobi Altschäffl』記者が、バイエルンはシュトゥットガルトに契約解除金3000万ユーロ(約50億8000万円)を支払って伊藤を獲得する見込みであると報道。さらに、バイエルンと伊藤側の交渉も、すでに個人合意の最終段階にあり、残すは契約書にサインするのみの段階だと報じた。

上記の報道から数時間後、移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏もこれに続き、伊藤とバイエルンが5年契約で同意し、次はメディカルテストを受ける段階だとSNSで報じた。

なお、今季のバイエルンは、無敗優勝を果たしたレヴァークーゼン、2位シュトゥットガルトに次ぐ3位に甘んじ、ブンデスリーガ12連覇を果たすことはできなかった。今夏の移籍市場では、守備陣の補強にも動いており、伊藤の交渉とは別に、レヴァークーゼンに所属するドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得も目指していると報じられている。

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