大谷に被弾→問題行動で即“戦力外” 右腕が今永&誠也同僚に…米分析「理に適う」

ホセ・ロペス(写真はメッツ在籍時)【写真:Getty Images】

ロペスがカブスとマイナー契約

ホルヘ・ロペス投手がカブスとマイナー契約を結んだと、12日(日本時間13日)に米メディア「ジ・アスレチックス」のウィル・サーモン記者とパトリック・ムーニー記者が伝えた。右腕は5月末にメッツからDFA(事実上の戦力外)となっていた。

プエルトリコ出身の31歳は5月30日(同31日)の本拠地・ドジャース戦に8回途中から登板。2死二塁で大谷翔平投手に14号2ランを浴び、その後フリーマンの打席でハーフスイングがノースイングと判定されたことで三塁塁審に激怒。口論の末に退場を告げられると、グラブを客席に放り投げて試合から退いた。

指揮官やフロントもこの振る舞いを疑問視し、試合後に複数のメディアがDFAとなることを伝えた。試合後の取材では、グラブを放り投げたことなどの振る舞いを「後悔していない」と話し、球団批判とみられる発言が物議となった。ロペスの母国語が英語ではないため、後日「私はメッツの名誉を傷つける意図はありませんでした」と釈明していた。

米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は、「試合後、事態は更におかしな方向へと進んだ。発言で混乱も招いた。メッツは彼の行動は許容できないと考え、DFAを通告した」と指摘。「数年前のロペスはリリーフ全体でいい方に位置していたが、その後は可も不可もない成績を残している。最近の成績は素晴らしいとは言えないが、カブスが獲得したことは理に適う」とし、以前の調子を取り戻せばチームを勢いづける存在になると説明している。(Full-Count編集部)

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