NTT-AT、AI技術の活用でセキュリティ運用の負荷を軽減する「AIサイバーインシデント分析官サービス」を提供

by 三柳 英樹

NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は12日、AI技術を活用してセキュリティ運用者の負荷を軽減する「AIサイバーインシデント分析官サービス」を提供開始した。

AIサイバーインシデント分析官サービスは、台湾のセキュリティベンダーCyCraftの技術を活かし、日本向けのサービスとしてパッケージングしたもの。EDRからの大量アラートに対するトリアージ稼働の削減など、セキュリティ運用の効率化・高度化を支援する。

サービスで活用するCyCraftの技術は、エンドポイントに設置したセンサーの情報に対してAI技術を適用することで、エンドユーザーの環境に応じたチューニングを不要とし、またセキュリティ運用者が判断することなく、侵入を精度よく検知できる。この検知精度により、対処要否の切り分けにかかる稼働が削減される。

サービスは、AIを活用した高精度な脅威分析、切り分けにかかるセキュリティ運用者の稼働削減、自然言語によるリアルタイムのレポートといった特徴があり、NTT-ATではCyCraftの技術に加えて、導入の支援(オプションサービス)、エンドポイントに関する侵入検知、短時間でのレポート提示、レポートの解説サービス、詳細なレポート代行、論理隔離サービスをパッケージングすることで、日本の顧客のニーズに対応したサイバーセキュリティ対策を提供する。

サービスの価格は要問い合わせ。

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