いわき駅前火災、市道沿いにバリケード設置 周辺道路歩行可能に

バリケードの設置が進む南側の「三町目・田町線」

 いわき市平字田町の繁華街で全焼5棟を含む13棟を焼いた火災を受け、市は12日、通行者の安全確保のため、現場に面する南北の市道沿いにバリケードの設置を始めた。13日までに完了する予定。がれきの撤去も行われ、5月26日の火災発生から通行止めだった南側の市道三町目・田町線を歩いて通れるようになった。

 市道三町目・田町線沿いの15~20メートル、北側の市道紺屋(こうや)町・田町線沿いの約30メートルの区間にバリケードを設置し、約1.5メートルの道幅を確保する。バリケードは高さ1.8メートルで、粉じんが飛ぶのを防ぐ白い布をかぶせる。

 市は、被災した各店舗の敷地内に残るがれきを撤去する場合、必要に応じてバリケードを動かすという。

 問い合わせは市の復旧対策チーム「いわき駅前火災対応タスクフォース」(電話0246.22.7476)、市道路管理課(電話0246.22.7495)へ。

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