前面にGPUを搭載できるコンパクトタワーケース「SUP-01」がLian Liから、カラーは2色

by AKIBA PC Hotline!編集部

SUP-01

チャンバー構造でフロントにGPUをマウントするというLian Li製PCケース「SUP-01」が登場。

カラーはブラック(SUP01 Black)とホワイト(SUP01 White)の2色で、店頭価格は26,980円。

スタンドアッププラットフォームデザイン採用のコンパクトATXケース

SUP-01は、ATX(バックコネクト対応)/microATX/Mini-ITXマザーボードと、ATX電源(最長220mm)に対応するPCケース。

スタンドアッププラットフォームデザインの採用を特徴とするPCケースで、容量45リットルのコンパクトなデザインとしている。一般的なタワー型ケースに比べ設置面積を最小限に抑えながらハードウェアの互換性を最大限に引き出し、卓越した冷却性能を発揮する、という。

独立したチャンバー構造でGPUやラジエーターを直接的に冷却する構造を持つというのも特徴。

フロントの第1チャンバーにGPUをマウントし、第2チャンバーに冷却ファンとラジエーターを配置するというレイアウトで、前面のメッシュパネルから直接新鮮な外気を取り込み、冷却ファンはGPUの熱を排熱し、ラジエーターはCPUからの熱を直接排熱できるという。また、第3チャンバーは外付けのファンから新鮮なエアを取り込み、M.2ストレージやVRMモジュール、メモリを直接冷却しトップパネルから放熱する構造とのこと。

GPUを最前面に配置することで、前面のメッシュパネルより新鮮な外気を取り込むことができ、GPUの熱効率を向上させるという。また、フロントにGPUがあることで、一般的なケースとは異なる外観を実現し、インパクトのあるユニークな外観を提供するとしている。

ユーザーフレンドリーなケーブルマネージメントに重点を置いたともアピールしている。マザーボードトレイ背面のESPケーブルクリップと複数のベルクロストラップは、背面I/Oポートを塞ぐことなく、シームレスなケーブルマネージメントを容易にする、という。このほか、フロント下部の「LIAN」「LI」のロゴが電源ボタンとリセットボタンになっている点も特徴。

製品寸法/重量はD403.45×W212×H534mm/10.65kg。ドライブベイ数はケージが2.5インチSSDまたは3.5インチHDD×2、電源シュラウド上部が2.5インチSSD×2。拡張スロット数は7(ロープロファイルカード)、4(スタンダードプロファイルカード w/エクステンションケーブル)。GPU長さ制限は400mm、CPUクーラー制限は88.2mm。

[取材協力:オリオスペックとパソコン工房 秋葉原パーツ館とツクモパソコン本店]

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