石川佳純、今年の卓球日本代表は「勢いがある」 総額160万超記念コイン手にエール「金貨、銀貨のような輝きを」

今年の卓球日本代表は「勢いがある」と語った石川佳純 (C)ORICON NewS inc.

卓球元日本代表の石川佳純(31)が12日、東京・在日フランス大使館大使公邸にて行われた『オリンピック・パラリンピック競技大会パリ2024 公式記念コイン 最終予約販売記者発表会』に出席し、卓球の日本代表チームにエールを送った。

石川は「今回の卓球日本代表は、比較的若いチームになったと思うんです。勢いがあるチームですし、実力も兼ね備えたチームだと思うので、選手みんながレベルアップした姿を見せてくれると思います」と分析。特に、15歳の張本智和選手については「普段は15歳らしいかわいらしいですが、クレバーで落ち着いたプレーを見せてくれるので、大舞台でも力を発揮できるかなと思います」と期待し、「中国の壁はもちろん厚い部分はあるのですが、乗り越えてほしいと思います」と願いを込めた。

オリンピック3大会(東京、リオデジャネイロ、ロンドン)に連続出場し、すべての大会でメダルを獲得した石川は「4年に一度の大舞台の前は、私自身も緊張していました」と回想。「コートに立った時、『これだけ練習したんだからやれる』『自分の力を出せなきゃもったいない』という気持ちで立てたときは良い結果がついてきたことが多かったと思います」と明かし、「自分を鍛え上げてコートに立つことでプレッシャーをエネルギーに変えることができると思っています」と強さの秘けつを披露し、「最高の状態でコートに立ち、けがなく、悔いなく挑戦してほしいなと思います」とエールを送った。

石川は、フランス造幣局からこれまでの功績を称えられ、総額160万を超える記念コインをひと足先に贈呈された。「デザインが細かくて、近くで見ると躍動感がるので、記念になるコインだなと改めて感じます。今までの大会のメダルは飾るタイプではないのですが、コインはおうちに飾りたいと思います」とにっこり。その重みに驚きを見せながらも「金貨、銀貨のような輝きを選手たちが見せてくれると思います」と期待を込めた。

同大会公式記念コインは、国内での最終予約販売が、17日から全国の主要金融機関で開始される。世界最古の歴史を誇るフランス国立造幣局が鋳造するもので、“聖火リレー”をモチーフにしたオリンピック記念コインとしては希少な大型金貨(直径50ミリ)や、パリの歴史的シンボル、各種競技をテーマにした芸術性の高い金貨や銀貨となっている。

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