浴衣着付け、似合うかな 中山中生が体験

浴衣の着付けを体験する生徒たち=中山町・中山中

 中山町の中山中(中田敦校長)の1年生79人が12日、浴衣の着付けに挑戦した。普段とは違う装いに変身し、日本の伝統的な和服文化に親しんだ。

 和装の魅力を体感してほしいと、授業として初企画した。町の地域学校協働活動推進員の声がけで集まった町内の着付け師ら4人がボランティアで指導し、男女別の浴衣を用意した。クラスごとに分かれ、生徒たちが好きな柄を選んで袖を通し、帯の結び方に苦戦する様子も。女性用の髪飾りも準備された。

 生徒同士で「かわいいね」「江戸っ子みたい」などの歓声が広がった。丹心幸(こゆき)さん(12)は「着方が難しかったけれど、気分が盛り上がる。花火大会などで着てみたい」と笑顔を見せた。

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