強豪・鎮西高校バレーボール部がビーチバレーコートを新設 ビーチバレー競技でも全国制覇目指す【熊本発】

全国的にも強豪のバレーボール部を持つ熊本県の鎮西高校に、ビーチバレーコートが誕生した。学校のグラウンド内に設置され、バレー部の練習にも使用するほか、ビーチバレー競技でも全国制覇を目指す。

運動場の片隅にビーチバレーコート

6月3日に熊本県高校総体の決勝戦で勝利し、見事12連覇を達成した鎮西高校男子バレーボール部だが、優勝の翌日に部員たちの姿は運動場にあった。運動場の片隅に設けられたビーチバレーコートで、業者の手ほどきを受けながら部員全員で設営に汗を流した。

宮迫竜司コーチ:
2023年からビーチバレーボールを始めて、2023年に国体で4位に入った組があるので。それとビーチをすることでインドアにも生かせるので今回、学校に造っていただいた

バレー部員でありながら、2023年にビーチバレーにも挑戦し国体に出場した、池田大心選手と山下聖斗選手ペア。2年生ながら強敵を次々と倒し全国4位に入った。そんな2人の活躍がきっかけとなり、学校がビーチバレーコートを新設し、鎮西バレー部として2024年はビーチバレーでも日本一を目指す。

落成式には二刀流の水町泰杜選手も

山下聖斗選手:
練習が去年は少なくて悪いプレーが改善できなかったが、鎮西のコートでビーチができるのは今まで以上のプレーができると思う

池田大心選手:
つないだり小技を使ったり基礎的なことが大事でそこが魅力。まさか全国4位に入ると思っていなかったので、今年はもっと練習して優勝できるように頑張りたい

砂浜の柔らかい足場が体幹トレーニングにもつながり、風で流されるボールをコントロールする技術など、インドアでのバレーにも生かされるとあって、バレー部全体としても月に数回、ビーチコートでの練習を取り入れることにしている。

鎮西高校ではビーチバレーコートの落成式を6月15日に実施し、Vリーグとビーチバレーの二刀流に挑戦しているOBの水町泰杜選手らをゲストに招き、山下・池田ペアとのエキシビションマッチを行うということだ。

(テレビ熊本)

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