「官民一体で取り組む」九州の交通・観光・宿泊が一つに詰まったアプリ「九州MaaS」が8月1日スタート

九州7県の交通事業者などが、共通のアプリによる決済サービスなどを提供する次世代移動サービス・九州MaaS(マース)について、サービスが2024年8月1日にスタートすることになり、記者発表が行われた。

移動検索だけでなく観光や宿泊も

九州の陸・海・空の交通事業者や自治体が、官民一体で公共交通機関の予約・決済サービスやデジタルチケットなどを提供する九州MaaS。この新サービスには80を超える企業・団体が参加し、2024年8月1日からサービスがスタートするという。

アプリを使って様々な移動手段を組み合わせて経路を検索できるほか、観光・宿泊施設の情報とも連動し、各交通機関の遅延・混雑情報を調べることもできる。また、九州内の鉄道・高速バス・路線バスが乗り放題となる「オール九州パス」はインバウンド向けの新たな商品として利便性の向上が期待されている。

6月4日に開かれた記者発表には、九州各県の知事も参加しロゴマークがお披露目された。

8月1日サービス開始 官民一体

九州経済連合会・倉富純男会長:
日常や観光にも便利で使いやすいサービスの実現に向けて、官民一体となって取り組んでいきたい

8月1日のサービス開始を前に、公式ホームページやSNSも開設され、今後、参加企業が協力しアプリの利用をPRしていくということだ。

(テレビ熊本)

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