『ラストマイル』主題歌「がらくた」入り新予告公開 米津玄師「かっこよく面白い映画」

満島ひかり主演映画『ラストマイル』の主題歌を手がけた米津玄師のコメントが到着し、あわせて主題歌「がらくた」を使用した90秒の最新予告が公開された。

完全オリジナル映画となる本作は、ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)、『MIU404』(TBS系)と同じ世界線で物語が展開するサスペンスエンターテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつ、「ブラックフライデー」の前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく。

『アンナチュラル』『MIU404』の塚原あゆ子監督と脚本の野木亜紀子が再タッグを組んだ本作。主演の満島が演じるのは、事件の舞台となるショッピングサイトの関東センター長・エレナ。さらに、満島演じるエレナに振り回されながらも事件解決に奔走する同センター・チームマネージャーの梨本孔を岡田将生が演じる。また、連続爆破事件に巻き込まれる関係者として阿部サダヲ、ディーン・フジオカ、火野正平、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、丸山智己が脇を固める。さらに、『アンナチュラル』より石原さとみら、『MIU404』より綾野剛、星野源ら総勢16名の『アンナチュラル』『MIU404』のキャストが出演する。

『アンナチュラル』『MIU404』に続いての主題歌起用となった米津による楽曲「がらくた」が使用された90秒の最新予告は、これまでベールに包まれていた、エレナ(満島ひかり)、孔(岡田将生)をはじめとする登場人物の関係性が徐々に明らかになり、ストーリーも垣間見える映像に。

主題歌担当に決まった際には、「掛け値なしに素晴らしい作品と何度も出会えたことを誇りに思います」とコメントを寄せた米津だが、今回のコメントでは、主題歌「がらくた」について、「壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました」と楽曲への想いを綴った。また、映画『ラストマイル』については、「息吐く暇もない、スピーディーで、ハラハラドキドキする、すごくかっこいい。ちょっと簡単な言葉になってしまいますが、かっこよく面白い映画になってると思います」と、3作を共にした塚原と野木のコンビが手がける最新作への感想も語った。

コメント
米津玄師(主題歌)
今回、映画『ラストマイル』の主題歌ということで、「がらくた」という曲を作らせてもらいました。

塚原さん、野木さん、新井さんの作品に参加させていただくのは、「アンナチュラル」、「MIU404」に続いて三作目ということで、非常に光栄に思っております。

今回の「がらくた」という曲は、壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました。映画に当てはめて考えてみると、ちょっと自分の実体験が込み入っているので、一見すると共通点が分かりづらいかもしれないですけど、映画に向けて大事な感覚を詰め込んだらこういう曲になったという感じがしています。

『ラストマイル』も劇場版映画として、息吐く暇もない、スピーディーでハラハラドキドキする、すごくかっこいい。ちょっと簡単な言葉になってしまいますが、かっこよく面白い映画になってると思います。

「MIU404」も「アンナチュラル」も掛け値なしに素晴らしい作品ですが、『ラストマイル』もそれに並ぶような素晴らしい作品だと感じました。この三作に関わることが出来て、本当に光栄に思っております。

制作陣
「アンナチュラル」の「Lemon」、「MIU404」の「感電」に次ぐ、映画の主題歌といえば、米津玄師さん以外に考えられません!
オファー後すぐに快諾を頂き、直接お会いして楽曲の打ち合わせをさせて頂きました。
完成した「がらくた」は、非常に感情的で、熱量のある楽曲に仕上がっていて、胸に突き刺さるものがあります。
映画を観た後に聴いて頂くと、楽曲に対する印象が変わるのも魅力的です。
歌詞に込められた思いを読み解きながら、映画『ラストマイル』の世界に浸っていただけると嬉しいです!
(文=リアルサウンド編集部)

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