レヴァークーゼン、ジローナの躍進支えたA・ガルシア獲得へ!…移籍金は約30億円超か

レヴァークーゼンがジローナ所属のスペイン代表MFアレイクス・ガルシアの獲得に近づいているようだ。12日、スペイン紙『アス』やドイツ紙『ビルト』が伝えている。

2023-24シーズンのブンデスリーガで史上初の無敗優勝を飾り、長らく続いていたバイエルンの“一強時代”に終止符を打ったレヴァークーゼン。ヨーロッパリーグ(EL)では準優勝に終わったものの、DFBポカール制覇により2冠を達成し、公式戦53試合を戦いわずか1敗という歴史的シーズンを送った。

王者として迎える2024-25シーズンに向けて、同クラブは今夏の移籍市場での戦力拡充を画策。関心が明らかになっているのが、ジローナで主将を務めるA・ガルシアで、選手側とは長期契約の締結で口頭合意に達したことが報じられていた。『アス』や『ビルト』によると、レヴァークーゼンとジローナの交渉は1800万ユーロ(約30億円)を超える移籍金で合意に至ったとのこと。早ければ現地時間13日にメディカルチェックが行われる予定だという。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、シャビ・アロンソ監督が交渉における重要な要素であったと強調しつつ、レヴァークーゼンとA・ガルシアとの契約は間もなくまとまり、今週中にメディカルチェックが実施予定だと指摘。移籍成立が濃厚となった際の決まり文句である「Here we go!」も飛び出している。

現在26歳のガルシアは中盤のセンターを主戦場とするプレーヤー。2015年夏にビジャレアルからマンチェスター・シティに移籍すると、約2年後にレンタルでジローナに加入する。その後はムスクロンやFCディナモ、エイバルを経て、2021年夏にジローナへ復帰。2023-24シーズンは公式戦40試合の出場で3ゴール6アシストをマークし、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

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