ゆずの新曲「伏線回収」が、7月16日夜9時よりスタートする火曜ドラマ『南くんが恋人!?』（テレビ朝日系）の主題歌に決定。あわせて特報PR動画にて、楽曲の一部が初解禁された。
同ドラマは1987年に刊行された内田春菊の漫画『南くんの恋人』の5度目となる連続ドラマ化作品。本作は令和初の映像化作品として、男女逆転バージョンで制作されている。『南くんが恋人!?』と題して、“南くん”が15cmの手のひらサイズとなり、恋人 ちよみの前に現れる。主人公 堀切ちよみを俳優 飯沼愛が演じ、“南くん”こと南浩之をFANTASTICS 八木勇征が演じる。また、1994年放送の高橋由美子＆武田真治版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和が、30年越しに脚本を務めている。
本楽曲は北川悠仁が作詩、作曲を務め、XIIXのメンバーとしても活動しているベーシスト 須藤優がアレンジを担当。軽快なギターサウンドとキャッチーなメロディが印象的なナンバーで、ゆずの代表曲『夏色』を“平成の夏ソング”と形容するなら、「伏線回収」は“令和のサマーチューン”であるとのこと。元々、北川が制作期間中につくって存在していた楽曲の欠片を、主題歌オファーを受けて本格的に着手して制作されており、ドラマの内容や脚本を読み込んだ上で、歌詞の書き下ろしを含め楽曲全体を仕上げて提供したという。
なお、ゆずは7月31日に2年ぶりとなるニューアルバム『図鑑』をリリース。今秋からは12カ所30公演をめぐる全国アリーナツアー『YUZU ARENA TOUR 2024-2025 図鑑』を開催する。
＜コメント＞
■ゆず 北川悠仁
制作期間中、ふと“伏線回収”というタイトルで曲をつくってみたら
面白いんじゃないかと思い、曲の欠片をつくっていました。
そんな矢先に「南くんが恋人!?」の主題歌オファーをいただき、
この曲が合うんじゃないかとドラマチームの皆様に聴いてもらったところ、大好評（笑）
そこからトントン拍子で話が進み、せっかくなら歌詞の世界観も作品とリンクできるように、 脚本を読み込みながら書き下ろしました。
明るくてハチャメチャな曲なんだけど、
聴いているうちになんだか切なくなるような、
そんな曲を目指しました。
湘南を舞台に繰り広げられる、ちよみと南くんの甘酸っぱい、
だけど時々すれ違ってしまうひと夏の心模様が、
最後の最後に“伏線回収”されますように。
ゆずの令和版サマーソング「伏線回収」と共に、
この夏一緒に盛り上がりましょう。
ゆず 北川悠仁
■飯沼愛
主題歌をゆずさんが歌ってくださると聞いたときは、まさかのまさかで、驚きが大きかったです︕主題歌はドラマのすごく大きな要素だと思うので、この作品はどんな曲になるんだろう、と思ってワクワクしていましたし、ゆずさんと聞いて「最高︕」って思いました。
『伏線回収』は、想像していた以上にポップな曲で、聴いたときは「夏だ︕ゆずだ︕」って感激でした。台本を読んでこのドラマのために書き下ろしてくださったと伺ったのですが、歌詞のストレートな言葉は“ちよみっぽさ”を感じますし、楽曲全体の内容は“南くん目線”なのかなって感じて、どちらの要素もある曲だなと思いました。ドラマのどんなシーンで流れるのかも、今からとても楽しみです︕
岡田惠和さん脚本の優しく温かい、ちょっと切ない世界にゆずさんの楽曲も加わって、とても可愛らしいドラマになるだろうな、と思うので、皆さんも一緒に夏を感じていただけたらうれしいです。
■八木勇征
ゆずさんといえば夏ソングという印象が皆様も強いと思うのですが、僕も同じだったのでとっても楽しみな気持ちで音源を聴かせて頂きました。
まさに「夏にぴったり」な曲で、テンポ感も軽快で爽やか、それでいてメッセージ性のある歌詞がはまっていて、一つのドラマが描かれているような気がしました。
ドラマで流れるとしたら、サビが流れると思うのかな︖と思うんですけど
楽曲をフルで聴いてみるとちょっと切なくなるような気持ちも湧き出てくる1曲になっているので、ドラマで聴いてもらってから、ぜひ歌詞も含めてフルで聴いてみてほしいです。
この曲を聴いたら「南くんが恋人!?」を思い出して頂けるようになってほしいですし、「南くんが恋人!?」を見たら「伏線回収」を思い出すようになってもらえるような素敵な相乗効果が生まれればと思っています。たくさんリピートして頂いて…、この夏、ドラマと「伏線回収」を一緒に楽しんで頂けたら嬉しい限りです。
（文＝リアルサウンド編集部）
