蓮舫議員立憲民主党に離党届を提出「都民のために無所属」

東京都知事選挙への出馬を表明している立憲民主党の蓮舫参院議員が無所属で立候補するため、党本部に離党届を出しました。

都知事選に向けて、蓮舫参院議員は6月12日午後、所属している立憲民主党に対し離党届を出しました。18日以降に受理される見通しです。

蓮舫議員は「都民のために無所属という形を選んだ。1人でも多くの都民に支援を頂きたいと思っているので、党派を超えてご支援の呼びかけ、背中を支えていただければ」と述べました。そしてこの日の会見の中でも、改めて知事選への意欲を示しました。

蓮舫議員は「東京はもっと良くなります。もっともっと良くなります。どの世代の人、子どもたちが生まれも育ちも学びも、働いている人たちのやりがいも、人生の先輩方たちの安心も、もっともっとアップデートすることができると思っています」と訴えました。そして、現職である小池知事について問われると「私は挑戦者ですから、現職のいろいろな余裕とか強さとか、そういうものを学ばせていただきながら、挑戦をしていく立場だと思い新たに臨みたいと思う」と語りました。また、具体的な公約については来週早々にも発表する意向を示しました。

<公約の発表時期は?>

蓮舫氏は「来週早々」としている公約の発表ですが、12日に出馬を表明した小池知事は「近いうちに」としていて具体的な時期は示していないものの最終調整を行っているということで、告示日が20日ということを考えると早ければ14日、もしくは週明けの早いうちになるのではないかとみられています。

過去最多の候補者数となる見込みの都知事選には、これまでに30人以上が会見などで立候補の意向を表明しています。都知事選は6月20日に告示され、7月7日に投開票が行われます。

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