自然や喜怒哀楽テーマ、若松2会場で若手作家が個展 7月末まで

(写真上)自然をテーマにした作品を展示する平野さん、(写真下)人生を投影した作品を展示する水野さん

 会津若松市のクリエーター平野憲吾さん(40)、会津美里町の画家水野由美さん(45)の個展は7日、会津若松市の2会場で始まった。来場者が作家の思いがこもった作品に見入っている。いずれも7月31日まで。入場無料。

 会津の若手作家を支援する会津美術協会の「あいづアーティスト応援プロジェクト」の第19弾と第20弾。 ゴルフ練習場「ベストゴルフ若松」では、平野さんが自然をテーマに制作した作品17点を飾る。会津坂下町出身で、同市東山町に工房を構える平野さん。「小さい頃から身近だった」という雲や木々の風景を色鮮やかに描いた。

 就労継続支援A型事業所「カフェ&デリ・マルク」では、水野さんが人生の喜怒哀楽を表現した絵画約50点を展示する。人体の一部をモチーフに、感情を投影。ペンキやクレヨンなどで独特な世界観を表した。

 営業時間は、ベストゴルフ若松が午前6時~午後9時半。カフェ&デリ・マルクが午前11時~午後4時(日曜日定休)。

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