檪生小学校で神代踊りの練習はじまる ユネスコ無形文化遺産「風流踊」のひとつ【徳島】

徳島県三好市西祖谷山村の檪生小学校で6月12日、児童らがユネスコの無形文化遺産であるのひとつ「神代踊」の練習を開始しました。

6月11日の練習には、全校児童12人が参加しました。

西祖谷の神代踊は、今から1100年以上前、雨ごいのために行われたのが起源とされ、この神代踊を含む民俗芸能「風流踊」が2022年、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

檪生小学校では、子どもたちに地域の伝統に触れてもらおうと7年前から地元保存会に教えを請い、踊りに参加しています。

男性はなぎなたや棒を持ち勇壮に、女性は扇子を振りあでやかに。

児童らは、手の動きや足の運びを繰り返し練習していました。

(6年生3人)

「今年最後なので綺麗に踊りたいと思います」

「本番に向けて練習頑張ります」

神代踊が奉納される天満神社の夏祭りは、7月30日におこなわれます。

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