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客からの迷惑行為「カスタマーハラスメント」が社会問題になる中、愛知県はカスハラの現状を把握し対策を考えるための協議会を立ち上げました。
(愛知県 大村秀章 知事)
「効果的なカスタマーハラスメント防止対策に取り組んでいきたい」
13日、愛知県庁で開かれた初会合には経済団体や労働組合の幹部、それに有識者らが参加しました。
参加者からはカスタマーハラスメントの被害は飲食などのサービス業に限らず、医療・福祉の現場や自治体でも問題になっている実態が報告されました。
また「どこからが正当な申し入れで、どこからがカスハラなのか線引きが難しい」という意見のほか「中小企業は深刻な人手不足で対策に手が回らないので、カスハラを抑止するための条例を制定してほしい」といった対策を求める声も聞かれました。
協議会は年に3回のペースで開かれ、今後、具体的な対策について検討する方針です。