核燃税条例の改正案を提出 青森県議会定例会開会 むつ市の「中間貯蔵施設」の使用済み核燃料に課税へ

青森県議会定例会が開会し、宮下知事が中間貯蔵施設の使用済み核燃料に課税するための改正条例案を提出しました。

13日は会期を6月28日までの16日間と決めた後、宮下知事が核燃税条例の一部を改正する条例案など16議案を提出し、提案理由を説明しました。

【宮下知事】
「安全性確保のための諸施策と地域振興に資する諸施策を実施していく必要があることなどから、使用済み燃料の貯蔵の事業を行う者に対して核燃料物質等取扱税を課するものであります」

核燃税の改正条例案では、青森県むつ市にある中間貯蔵施設の使用済み核燃料について、ウラン1キロ当たり年間620円を課税するとしています。

県の試算では、2028年度末までにおよそ2億5600万円の税収を見込んでいます。

県議会の一般質問は19日からの21日までの3日間で、12人の議員が登壇し県の考えをただします。

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