綾野剛と豊川悦司のダブル主演で、映像化困難と言われた小説家・新庄耕の同名クライムノベルを実写化したNetflixシリーズ「地面師たち」（全7話）が、7月25日より世界独占配信されることが決定し、ティザー予告が公開。豪華追加キャスト全13名も一挙に発表された。
本作は、不動産売買を餌に巨額の金を騙し取る詐欺師集団「地面師」による前代未聞の事件を描くクライムサスペンス。地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海を綾野が、巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を豊川が演じる。監督＆脚本を、冤罪事件を元にしたドラマ「エルピス－希望、あるいは災い－」で、第60回ギャラクシー賞テレビ部門大賞など高評価を得た大根仁が務める。
公開されたティザー予告は、土地を金に変える地面師たち＝騙す者、土地欲しさになぜか巧妙な手口にハマってしまうデベロッパー（土地や街の開発業者）＝騙される者、そして詐欺師を追う警察＝追う者、のそれぞれの構図において欲望にまみれた、まさに“土地に狂わされた”登場人物たちが勢揃い。泥臭い騙し合いとギリギリの心理描写、そして命懸けの緊迫したスリリングな展開に目が離せなくなる内容となっている。
そして、それぞれを演じる曲者揃いの実力派豪華俳優陣、全13名が一挙に発表。綾野、豊川らと共に前代未聞の100億円詐欺に挑んでいく地面師チームに、北村一輝、小池栄子、ピエール瀧、染谷将太、アントニー。そんな彼ら地面師詐欺の餌食になっていくデベロッパーら不動産業者、地主、彼らを取り巻く怪しい登場人物に、松岡依都美、吉村界人、松尾諭、駿河太郎、マキタスポーツ、山本耕史。さらに、詐欺事件を追う警察に、池田エライザ、リリー・フランキーと、そうそうたる顔ぶれが脇を固めた。
地面師チームが一堂に会するティーザーアートも併せて公開。宙を舞う札束を背景に、各々のキャラクターらしい表情を見せる綾野、豊川、小池、北村、瀧が写し出されており、怪しくも鮮やかなマネーゲームを予感させるビジュアルとなっている。（高橋理久）
