インド映画史上最大のセット 巨大な市壁に囲まれた町  「SALAAR/サラール」本編映像

2024年7月5日より劇場公開される、「バーフバリ」2部作で王を演じたプラバースが主演し、アクション巨編「K.G.F」のプラシャーント・ニールが監督した映画「SALAAR/サラール」から、本編映像の一部が公開された。

公開されたのは、巨大な市壁に囲まれたカンサール・シティへ入るデーヴァの緊張感漂うシーンの映像。王位継承をめぐる争いに巻き込まれた親友ヴァラダのため、再びカンサール・シティへ戻ってきた2人。張り巡らされた巨大な市壁、武装した多くの兵士たちを前に、デーヴァはカンサールに入るために手形を押す。突如「壁に恐れをなしたか」と声をかけられ、続けて「覚悟を。通過したら最後、出たものはいない」と淡々と話す門番に、「壁は出るものへの警戒ではなく、“恐怖心の現れ”そのものだ。来る者を恐れてな」と、デーヴァは何かを決心したかのようにそびえ立つ市壁を見上げる。

本作では、ラーモージー・フィルムシティに、「ラーモージー2」とあだ名をつけられた巨大セットが組まれたほか、ハイダラーバード近郊のダンドゥマイラーラムでは、約40ヘクタールの土地にカンサール・シティの市壁が建てられ、インド映画史上最大のセットとなった。

「SALAAR/サラール」は、インド全土が恐れる謎の都市国家“カンサール”の王座をめぐる骨肉の権力バトルを描いた作品。プラバース演じる主人公デーヴァの前に立ちはだかるのは、千年以上続く都市国家カンサールと、その息がかかったインド全域の犯罪集団。どれだけ多勢に無勢でも、どれだけ敵が強力でも、王位継承争いに巻き込まれた親友ヴァラダを助けるため、デーヴァはその神がかった強さで道を切り開く。超人的なパワーと頭脳、そして胸の奥にピュアな善良さと凶暴性を秘めたデーヴァが、圧倒的なヒーロー像を提示する。

テルグ語圏の映画としては「バーフバリ 王の凱旋」「RRR」に次ぐ史上3位の興行記録を打ち立て、すでに第二弾の製作も進行している。

【作品情報】
SALAAR/サラール
2024年7月5日(金)より全国ロードショー
配給:ツイン

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