愛知県で13日、客や取引先からの暴言や悪質なクレームなどのカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」の対策を話し合う協議会が開かれました。
この協議会はカスハラ(カスタマーハラスメント)の現状を把握し、防止に向けた具体的な対策を議論するために、愛知県が立ち上げました。 13日、愛知県で行われた初会合には、経済団体と労働者団体の幹部や、有識者などあわせて17人が出席しました。 出席者からは、「どこからがカスハラに該当するのか判断が難しい」や「中小企業で対応できる体制を整えるのは厳しい」などの意見が出ました。 連合愛知などは5月、愛知県に対し、カスハラを防止するために、入店拒否などの罰則規定を盛り込んだ条例の制定を要望しています。