県立高校に勤める女性職員が副業 「投げ銭」システムで約150万円の報酬を受け取る 愛知

テレビ愛知

愛知県教育委員会は6月13日、ライブ配信アプリで約150万円の報酬を得る副業をしていたとして、県立高校に勤める女性職員を戒告の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、愛知県立東海樟風高校に勤める30歳の女性職員です。県教委によりますと、女性は2022年12月から約1年3カ月間にわたり、ライブ配信アプリでキーボードの演奏や歌を披露する配信をしました。そして、視聴者からインターネット上でお金をもらう「投げ銭」シスムテムで、約150万円の報酬を得ていました。

2024年4月に、学校に「職員がライブ配信をし、収益を上げている。配信時のスクリーンショットを送った」という電話があり、学校側が事実を確認したところ、女性は報酬を得たことを認めたということです。

女性は聞き取りに対し、「知人が配信を行っていて自分でもやってみたくなった。最初からそんなに収入が入るとは思わなかった」と話しているということです。

県教委は、配信が長期間にわたっていることや、報酬が高額であることから副業にあたると判断。女性を戒告の懲戒処分としました。

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