「幸せ人口1000万へ」富山県の新田知事が再選出馬を県議会でも表明 5月に自民党県連が推薦決める

今年秋の知事選に再選出馬を表明している富山県の新田知事は、13日の県議会6月定例会でも2期目を目指し出馬することを表明しました。

県議会代表質問で質問に立った自民党議員会の鹿熊正一議員は、コロナ禍や能登半島地震などこれまでに県が経験したことのない環境下での新田知事の県政運営を評価したうえで、2期目に向けたビジョンを問いました。

これに対し、新田知事は次のように答えました。

*新田知事
「震災からの復旧復興に最優先で取り組むとともに、県発展の礎となる人づくりをさらにすすめる。そして人が躍動するような新しい富山県をつくる。幸せ人口1000万、ウェルビーイング先進地、富山の実現に向けて取り組む。県民の皆様の一層のご理解とご支援を心からお願いします」

新田知事は前回の知事選で自民党県連などが推薦した当時の現職を破って初当選していますが、今回は自民党県連が、先月新田知事を推薦することを決めています。

*追記(13日午後7時)
新田知事は、前回の選挙で支持を受けた自民党新令和会の中川忠昭議員の質問に対しても「1期4年でまいた種を、しっかり芽吹かせたい」と述べました。

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