岡山県が食中毒注意報発令 9月末まで、飲食店へ啓発強化

岡山県庁

 岡山県は13日、食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いているとして、県内全域に食中毒注意報を発令した。9月末まで飲食店や県民への啓発を強化し、防止に努める。

 注意報は、日中の最高気温と平均湿度が県の定める基準(気温25度以上で湿度75%以上など)を3日間連続で満たした場合に発令され、10~12日が該当した。発令は昨年より1日遅い。

 県は調理前の手洗いや調理器具の洗浄・消毒、食品の十分な加熱を呼びかけるチラシを配るほか、県食品衛生協会などの関係機関と連携して飲食店に注意喚起する。

 県によると、県内で今年発生した食中毒は12日現在4件で、患者は215人。

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