BenQなど3者が調印式、東京都が実施するプロジェクトでパートナーシップ協定

東京都が実施するプロジェクト「こどもスマイルムーブメント」に参画するベンキュージャパン(BenQ)と、屋内型のテーマパークを運営するリトプラ、学校法人の星野学園の3者は、「電子黒板を活用した未来型保育」を目指してパートナーシップ協定を結び、6月7日に星野学園の認定こども園「小平みどり幼稚園」で調印式を行った。

パートナー調印式

今回のパートナーシップ協定は、インタラクティブな学びのツールとして、教育現場とあわせて、幼保市場でも普及が進み始めた「電子黒板」を活用した新たな未来型保育を目指し、幼保機関、コンテンツホルダー、電子黒板のデバイスメーカーの3者が手を組み、幼保現場でのよりより使い勝手や、新たな活用方法などを模索する共同展開を始動していくもの。

調印式が開催された小平みどり幼稚園は、昭和43年に開園し、今年で57年目を迎える伝統ある幼稚園で、園舎の建て替えとあわせて、今年4月1日から認定こども園としてリニューアルオープン。広い敷地に建てられた新しい園舎は、室内に木材をふんだんに使用することで、木のぬくもりが感じられる温かみのある空間になっている。

東京都が実施する子どもの笑顔あふれる社会をみんなで作るプロジェクト「こどもスマイルムーブメント」にBenQは2023年11月から参画。テーマパークの全国展開を進めるリトプラは今年5月、星野学園は園舎のリニューアルをきっかけに今年6月からパートナーに名を連ねている。3者間の目指す方向性や役割は異なるが、目指す将来像は共有できることが、パートナーシップ協定を結ぶ大きなきっかけとなった。

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