大谷翔平は「惑星一の打者」 指揮官が絶賛…2戦連発17号から復活を感じ取った2大理由

試合後の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督はストライクゾーンの見極め、打球速度を高評価「素晴らしい活躍」

■レンジャーズ 3ー2 ドジャース(日本時間13日・ロサンゼルス)

ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地のレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で2試合連発となる17号ソロを放った。4打数1安打1打点で打率.311。デーブ・ロバーツ監督は「この惑星で一番の打者」と絶賛した。

豪快アーチは初回1死だった。右腕グレイの甘く入ったスライダーを逃さず、右中間スタンドへ17号ソロ。低めのボール球に手を出さずに捉え、ロバーツ監督は「ストライクゾーンの見極めが良くなっている。(高さは)太ももぐらいだったが、とてもいいスイングをした」と称えた。

3回無死一塁はグレイのチェンジアップを捉えたものの、右翼・ガルシアに好捕された。右直となったが、指揮官はこの打席も評価した。「ガルシアがいいプレーをした打席も113、114マイル(約182、183キロ)の打球初速だった。この3、4試合は素晴らしい活躍をしている」。5回2死は中飛、8回1死は3球三振を喫したが、徐々に打撃の状態は上がってきている。指揮官も手応えを感じる2試合連発だった。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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