アバルト、ガソリンモデル「F595」「695」の日本向け生産を終了 2009年からの日本での歴史に幕

by 編集部:北村友里恵

2024年6月13日 発表

アバルトの日本での販売が終了になる

アバルト(Stellantisジャパン)は6月13日、Stellantisグループが掲げるグローバル戦略の柱である電動化の推進に伴い、ガソリンモデル「F595」「695」の日本向け生産を5月で終了したと発表した。

これにともない、アバルト正規ディーラーでの取り扱い在庫がなくなり次第、F595、695の国内での販売は終了となる。

今回の生産終了を受け、アバルトを愛するユーザーへの感謝の気持ちを込め、6月13日から特設サイトを立ち上げ、さまざまなキャンペーンを展開していくとしている。

キャンペーン第1弾は“75th SPECIAL PRESENT CAMPAIGN”と題して、抽選でアバルトを知り尽くすプロドライバーによるプライベートレッスンをプレゼントするというもの。応募期間は6月13日~8月18日で、特設サイトから応募可能。

アバルトブランドは今年で75周年を迎え、40~50代を中心にスポーツモデルを好むドライバーを魅了。日本は2009年のデビュー以来、グローバルにおける重要なマーケットであり続け、2022年には年間の販売台数で世界一を記録した。日本国内におけるアバルトブランドの累計販売台数は、およそ2万8000台に至るとのこと。

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