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佐賀県は、唐津市で野生イノシシが豚熱に感染したことが確認されたことを受けて、13日から、ワクチンの散布を始めました。
ワクチンの散布は感染した野生イノシシが見つかった唐津市の現場から、半径2キロ圏内を最重点地域とし、隣接する伊万里市や玄海町を含む半径10キロの範囲で行われます。
ワクチンはえさのようにした経口タイプでイノシシが出没する、足跡や泥すり、植物を噛んだ痕などがある場所を中心に1600個を撒きます。
あすにかけて佐賀県や農水省、3市町などの担当者が延べ30人態勢で散布し、散布から5日経過後に野生イノシシに食べられているか、確認します。
県の担当者は、「ワクチン散布で感染拡大を食い止めたい」としています。