カスミ、「移動スーパー」の地域団体向け訪問先応募専用サイトを開設

(カスミ ニュースリリースより)

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都)傘下のカスミ(茨城県)は6月10日、移動スーパー事業の拡大に伴い、カスミ店舗商圏内の地方自治体、町内会などの自治会、組合などの民間団体向けに「訪問先応募フォーム」を開設した。

関東地域では、茨城、埼玉、千葉などにおいて高齢化や単身世帯の増加、地元小売業の廃業、商店街の衰退などにより、特に高齢者を中心に食料品の購入や飲食に不便を感じる人が増加し、多くの地方公共団体において喫緊の課題となっている。

今回は、地域の要望に応えるため、カスミのホームページに移動スーパー訪問先応募ページを開設し、移動スーパー展開地域に住む人々が直接問い合わせできる窓口を設けた。

カスミは2013年から地方自治体と連携し、移動スーパー事業を開始。現在、茨城県で23、埼玉県で14、千葉県で16、栃木県で6の自治体と協力し、計69台の車両が運行している。

移動スーパーでは、おにぎりや弁当、野菜、魚、肉などの生鮮食品、牛乳やパンなどの生活必需品約650品目を搭載し、1日約5~10か所を巡回して販売している。また、搭載されていない商品も要望に応じて次回持参することが可能となっている。

【移動スーパーについて】
■拠点店舗: 各移動スーパー販売エリア内69店舗を拠点として運行(2024年6月3日現在)
※ 茨城県32店舗、千葉県17店舗、埼玉県14店舗、栃木県6店舗
■販売場所: 1日約5~10か所を巡回して販売
■営業曜日: 月・火・水・木・金曜日(週5日間)
※土曜日も運行している地域あり
■販売商品: 野菜・お魚・お肉などの生鮮食品、豆腐・牛乳・パンなどの日配品、調味料・菓子などの加工食品、おにぎり・弁当、日用品など、合計約650品目を搭載

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