アグエロ氏「チームでもっとも完成された選手」 マンC所属フォーデンの成長を喜ぶ

写真:フォーデンは今季公式戦52試合に出場して27G12Aを記録した

元アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロ氏が、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWフィル・フォーデンを「チームでもっとも完成された選手」と評価した。クラブ公式サイトが伝えている。

フォーデンは、6歳のころからマンチェスター・シティの下部組織で過ごし、2017年7月に当時17歳という年齢でトップチームに登録された。そして同年11月、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのフェイエノールト戦に途中出場し、トップチームデビューを果たした。

アグエロ氏は2020-21シーズンまでマンチェスター・シティに所属しており、間近でフォーデンのプレーを見ていた人物である。同氏はフォーデンについて「間違いなく僕のお気に入りの選手だ」と、フォーデンがトップチームに登録されて間もないころを回想した。

「初めてフォーデンがトップチームにやって来たとき、彼のクオリティ、才能、若さあふれる活気に満ちたプレーを目にしたんだ。彼はまだ16歳だったけど、少しずつ成長してプレミアリーグでも通用するということを証明した」

トップチームでフォーデンは、2018-19シーズンに公式戦25試合、2019-20シーズンに公式戦37試合、2020-21シーズンに公式戦50試合出場と存在感を増していった。

そして2023-24シーズン、フォーデンはキャリアハイとなる公式戦52試合27ゴール12アシストという成績を残した。

2021年5月、アグエロ氏はバルセロナに移籍することが決まった。同氏は、自身の背番号「10」をフォーデンに譲ろうとしたが、フォーデンは自身の祖父が亡くなったときの年齢である背番号「47」を変えることはなかった。

「またフォーデンに会いたいね。彼はこれからもシティでよりレベルの高い選手に成長すると思うし、今のシティでもっとも完成された選手だと思う」

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