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今回のtotoはJ1第18戦の10試合と、J2第20節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
今シーズンのJ1でのサプライズは、なんといってもJ2から初昇格したばかりのFC町田ゼルビアの躍進だろう。シーズン折り返し点を前にして、首位に立っているのだ。
そんな町田に今節、逆風が吹きそうだ。2つの大問題が町田に降りかかる。
町田は12日、筑波大学と天皇杯2回戦を戦った。そして、PK戦の末に敗れた。
大学生相手のトーナメント敗退は悔しいものだが、さらなる痛手がある。主力としてチームを支えてきたチャン・ミンギュが骨折してしまったのだ。
J1相手にジャイアントキリングを狙う筑波大は、プレーに気持ちが表れた。その結果、町田には負傷者が続出し、チャン・ミンギュもそのひとりとなった。
さらに問題がある。U-23日本代表組のコンディションだ。
平河悠、藤尾翔太という今季躍進のキープレイヤーが、パリ五輪を目指す若きサムライブルーのアメリカ遠征メンバーに選出。それ自体は朗報なのだが、現地時間11日に試合を終え、時差のある国から戻り、合流がかなり遅れることはチームにはマイナスに働く。
その「逆風」に乗るのが、横浜F・マリノスだ。こちらも12日の天皇杯2回戦でPK戦までもつれ込んだが、多くの主力を温存。町田と違い、ルヴァンカップの試合もなかったことで、コンディションは万全だろう。
リーグ戦前節も落としている町田に、逆襲の機会を虎視眈々と狙う横浜FMが襲いかかる。町田にとっては、今季初のリーグ戦連敗となるだろう。
■リーグ戦5連勝で「首位へと躍り出る」鹿島
町田敗戦の結果、首位が入れ替わることになると予想する。現在、町田と勝点で並んでいる鹿島アントラーズが、2位から順位を上げるだろう。
鹿島は今節、アルビレックス新潟をホームに迎える。対戦成績は19勝8分9敗と得意の相手で、昨季もリーグ戦で2勝している。
また、横浜FM同様に、すでに敗退しているため、ルヴァンカップを戦っていない。水曜日の天皇杯も、柴崎岳の先発起用などウォーミングアップに変えて、リーグ戦5連勝で首位へと躍り出るはずだ。
中位は大混戦となっている。5位のサンフレッチェ広島から11位の東京ヴェルディまで、勝点2差にひしめき合っているのだ。
この中で注目なのが、9位セレッソ大阪と8位浦和レッズの対戦だ。勝点25で並ぶチーム同士が激突する。
この勝負も、浦和レッズがC大阪への逆風に乗るだろう。
C大阪は13日、日本代表DF毎熊晟矢が海外クラブ移籍を前提に、チームを離れると発表した。これが痛手となる。
C大阪は今季3連敗を喫したが、その要因のひとつが毎熊の離脱だ。第12節ガンバ大阪戦で負傷交代し、続く2試合を欠場。チームが3連敗したのが、まさに、そのG大阪戦からの3試合なのだ。
また、西尾隆矢がU-23日本代表のアメリカ遠征で遅れて合流するのも悩ましい。2試合連続と元気がないC大阪から、浦和が敵地で白星を挙げるはずだ。
今回のtotoの購入締切は6月15日で、ネット決済による公式サイトでの販売は15時50分(コンビニ決済は14時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。