ゼロハリバートン、三笘薫がブランドアンバサダーに就任

by 編集部:湯野康隆

2024年6月13日 発表

ゼロハリバートンのブランドアンバサダーに就任した三笘薫選手

エースは6月13日、ゼロハリバートンのブランドアンバサダーに関する発表会を開催し、サッカーのプレミアリーグで活躍する三笘薫選手(ブライトン&ホーヴ・アルビオンFC)を起用すると発表した。

代表取締役社長の森下宏明氏は、1938年に誕生したゼロハリバートンが2006年12月からエース傘下となった後も、徹底した機能へのこだわりと時を超えて変わらないスタイルが魅力のアルミニウム製ラゲージを代表するトータルプレミアムラゲージブランドと紹介。

同氏は「アルミニウム合金(ジュラルミン)の種類は1000番台から8000番台まであり、7000番台~8000番台のジュラルミンは超ジュラルミンと呼ばれ、非常に硬度が高くて強く、航空機やクルマのボディなどに使われている。世の中に出回っているアルミのスーツケースは、5000番台のジュラルミン。5000番台であれば、折り曲げが可能になる」と述べ、同社でも現在は5000番台の商品を中心に取り扱っているとする。

代表取締役社長の森下宏明氏

「ただ、ゼロハリバートンのオリジンは6000番台。我々もずっと5000番台でやってきたが、ファッションオリエンテッドな人々から6000番台を再現してほしいという強い要望があった」という。

もっとも、6000番台で商品化すると、厚みが出てしまい、重くなるという課題もある。森下氏は、「この度、ようやく厚みを1mmにして軽量化を図り、パーツも世の趨勢にあったものを作り、6000番台のスーツケースの開発にこぎつけることができた」とした上で、「2025年3月に立ち上げる予定。ヘリテージラインというシリーズになる」と明かした。

1mmと言えば、ワールドカップで強豪スペインから勝利をもぎ取った「三笘の1mm」が記憶に新しい。森下氏は、三笘選手をグローバルのブランドアンバサダーに起用した理由について、「プレミアリーグ、日本代表で活躍しているのも理由の一つだが、彼自身の徹底的に自己分析し、ストイックなまでに自身のサッカーを追求している生き様、姿勢がゼロハリバートンの“in pursuit”(追求)というブランドコンセプトと一致する。最適な人だと思い、起用することにした」と説明した。

続いて登壇した三笘選手は、「サッカー選手として移動も多く、スーツケースをよく使う。兄が使っており、いつか自分も使ってみたいと思っていた。使ったときに、中のものを保護してくれ、シンプルで外見もかっこよくて、どんな場所に行っても存在感があり、その場所にしっかり溶け込む」とゼロハリバートンへの憧れを語った。

実際に遠征などでどんなものをスーツケースに入れているのかを聞かれた三笘選手は「荷物が少ないタイプではなく、1泊でも2泊ぶんの下着を持っていく。容量は大事で、(体を)ケアする機械類を保護してくれる安心感も大事」と答え、ゼロハリバートンの信頼感をアピール。

9月から新たに撮影した素材を使用したキャンペーンがスタートするとのことで、「共同で限定的な商品も考えているので、そういったところも楽しんでもらえるかなと思っている。期待してください」と話していた。

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