【全文】Mrs. GREEN APPLE、新曲MVが物議→公開停止に 「歴史や文化的な背景への理解欠ける表現」と謝罪

3人組ロックバンドのMrs. GREEN APPLEは13日、新曲「コロンブス」のミュージックビデオ(MV)を公開停止にしたことを、公式サイトで発表した。12日に公開されたばかりの同MVをめぐっては、不適切な表現が含まれていると批判の声があがっていた。

公式サイトでは同MVについて、同バンドの所属レーベルと所属事務所が制作したと説明。その上で「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました」と報告した。

「公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。今後については「このような事態を招くことのないよう細心の注意を払い、皆様にお楽しみいただける作品をお届けしてまいります」としている。

同MVでは、3人がコロンブス、ナポレオン、ベートーヴェンに扮装し「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら?」という想像の物語が描かれた。しかし、猿のようなキャラクターに馬車を引かせるなどの演出が問題視され、SNSでは批判の声があがっていた。

【報告全文】

6月12日にMrs. GREEN APPLEの新曲 「コロンブス」のミュージックビデオを公開いたしました。

本映像はMrs. GREEN APPLEの所属レーベルであるEMI Recordsと所属事務所Project-MGA で制作いたしましたが、
歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました。

当社における公開前の確認が不十分であり、皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

今後はこのような事態を招くことのないよう細心の注意を払い、皆様にお楽しみいただける作品をお届けしてまいります。

ユニバーサル ミュージック合同会社
EMI Records / Project-MGA

(よろず~ニュース編集部)

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