名古屋市内のマンションで5日、カギのかかった自転車をあっという間に盗んでいく男が目撃された。
男は30秒でカギを壊し、自転車を盗んでいた。
自転車は妻からのプレゼントだといい、所有者は警察に被害届を提出した。
「通常の力では外せない」頑丈に施錠されたカギ破壊
愛知・名古屋市内のマンションで5日午前5時ごろ、カメラがとらえたのは、カギのかかった自転車をあっという間に盗んでいくドロボーだ。
迷うことなくマンションの駐輪場にやってきた男は、ほかのものには目もくれず、オレンジ色の自転車を引っ張り出すと、カメラの死角で何やらゴソゴソとし始めた。
すると、男の足下に自転車にかけられていたカギが落下した。
自転車の持ち主は｢太いワイヤのロック（カギ）をかけていますので、通常の力では外せない」と話す。
男は何らかの方法で頑丈に施錠されたカギを破壊し、自転車を盗むと走り去っていった。
カギを壊すまでにかかった時間は、わずか30秒だった。
「特別な思いもある」約6万円の自転車
自転車を盗んでいった男に、自転車の持ち主は「腹立つって感じですね。妻にプレゼントで買ってもらったというのもあって特別な思いもある」と話している。
盗まれた自転車は奥さんからの誕生日プレゼントで、価格は約6万円。
通勤で毎日使っていたという。
自転車の持ち主は「妻の自転車を借りるか、最悪歩くしかないですねしばらくは。いつかバチが当たるぞ」と話している。
所有者は、その日のうちに警察に被害届を提出している。
（「イット！」 6月12日放送より）
