錦織圭、大坂なおみにパリ五輪出場権 日本テニス協会にITFから通知 出場なら錦織は日本勢最多5大会連続、大坂は2大会連続

 (左から)錦織圭、大坂なおみ

 日本テニス協会は13日、7月開幕のパリ五輪について国際テニス連盟(ITF)から男子の錦織圭(34)=ユニクロ=と女子の大坂なおみ(26)=フリー=が出場圏内に入っているとの通知があったことを発表した。10日に発表された世界ランキングの上位56人に出場権が与えられる中、錦織、大坂とも公傷制度のランキングで錦織は48位、大坂は46位に位置していた。ただ、大坂はグランドスラム優勝者のITF枠での出場を予定しているという。出場なら錦織は5大会連続、大坂は2大会連続となる。16年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得している錦織は並んでいた女子の杉山愛を上回る単独最多の5大会連続となる。

 ダブルスで出場圏内に入っている選手については、男女とも該当者なしだった。

 今後は同協会が日本オリンピック委員会(JOC)に必要書類を提出し、認定されることになる。

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