米留学生 初の浴衣「うれしい」 清心中・女子高で着付け体験

浴衣の着付け体験で日本文化に触れる留学生ら

 清心中・清心女子高(倉敷市二子)で13日、姉妹校の米国サンノゼ市・ノートルダムサンノゼ高の短期留学生12人が浴衣の着付けを体験し、日本文化に触れた。

 清心中・清心女子高の卒業生でつくる「清心なでしこ同窓会」が企画。永井圭子会長(67)ら21人が着付けを手伝った。

 留学生たちは浴衣を羽織り、帯を締めると声を上げて喜び、自分の姿を写真に収めた。留学生(17)は「日本が好き。浴衣を着るのは初めてでうれしい」と話していた。

 留学生は8日に来岡し、23日まで生徒宅にホームステイしながら学校の授業や部活動に参加する。両校は2014年から生徒を相互派遣。新型コロナウイルス禍で中止が続き、5年ぶりに再開した。

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