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利用低迷が続くJR木次線について、JR西日本中国統括本部は庄原市を含む区間の今後のあり方を地域住民などの意見を聞きながら、議論したいとする考えを示しました。
【JR西日本中国統括本部・藏原潮本部長】
「いろんな方々の意見を賜りながら、今よければいいではなくて5年後10年後をどうしていくのか、そういったようなところを含めた議論ができたらいいのではないか」
JR西日本中国統括本部の藏原本部長はこのように述べ、JR木次線の庄原市の備後落合駅と島根県の出雲横田駅の区間について、利用が低迷しているため地域住民や利用者の意見を聞きながら、今後の路線のあり方を議論したいとする考えを示しました。
現在、芸備線の一部区間で国に申請し再構築協議会が設置されていますが、藏原本部長は今後の協議の方法ついて、「形にこだわりはない。いろんな場を通じて議論させてもらえるとありがたい」としました。
JR西日本がおととし公表したデータによりますと、この区間は1日に平均何人を運んだかを示す「輸送密度」が2022年度は54人で、1998年度に比べておよそ4割減少するなど厳しい利用状況が続いています。