巨大な将棋盤⇒「豚将?」「孔雀、天狗もある」プロ棋士も一局に3日かかる将棋に「どうやってやるの!?」

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巨大な将棋盤がXに投稿され、「どうやって対局するの!?」と話題になっています。

投稿したのは、にいがたさくらさん(@monkey_across)。Xでは、地理・歴史・技術・農林水産などに関するマニアックな小話を投稿しています。

今回投稿されたのは、青森県おいらせ町にある大山将棋記念館で撮影したという「大局将棋(たいきょくしょうぎ)」。江戸時代に考案されたとされ、将棋盤36マス×36マス、209種類の合計804枚の駒を使用する将棋です。

過去にテレビ番組(フジテレビ系『トリビアの泉』)でプロ棋士同士が対局。プロもルールに四苦八苦しながら3日間(32時間41分)かけて1試合を終えたことでも有名になりました。

一般的な将棋では見かけることのない、犬、孔雀、天狗などの駒もあります。

大局将棋を初めて目にする人も多かったようで、コメント欄には「初めて見た!」「いまの時代ならYouTubeライブで対戦したら面白いかも」「豚将?水牛??どういう動きするんだろう…」と様々な声が寄せられました。

にいがたさくらさんはアマチュア3段で、ほぼ毎日ネット将棋を指しているといいます。

ハフポスト日本版が投稿について尋ねると、「不定期でマニアックな面白い小話を投稿しており、投稿用に以前撮影した写真を整理していたところ、偶然でてきた」と説明。

大局将棋は実戦用ではないようで、「大局将棋のコンセプトが『僕が考えた最強の将棋』的な意味合いが強く、駒を鑑賞するのが良いと思います。豚将とか鶏将とか変な名前の駒が多いです」と話していました。

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