県立大学「既存の建物などの活用含め早く決めたい」山口知事が考え示す【佐賀県】

県が2028年度の開学を目指す県立大学について山口知事は13日の県議会で、「既存の建物や近隣施設の活用を含めできるだけ早く決めたい」との考えを示しました。

【山口知事】
「学生の主体的な学びを重視し、カリキュラム内容や授業形態に合わせた弾力的な運用が可能となるような施設機能としたい」

山口知事は6月定例議会初日の13日、県が開学を目指す県立大学の設置場所についてコンパクトなキャンパスにし、既存の建物・近隣施設の活用や県内全域からの通学の利便性などを挙げ「幅広い角度から検討を行い、できるだけ早く決めたい」との考えを示しました。

この定例県議会には、一般会計の補正予算案約34億円を含んだ11の議案が提出。
中小企業の人材確保や、適切な価格転嫁を促進するなど物価高騰への対策費として、約1億4000万円などが充てられています。

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