個人で収集した切手展示 文化触れるきっかけに 横浜市港北区

展示されている様々な切手

港北区内在住の中川和樹さん(59)が収集している切手の展示が、つづきMYプラザ(都筑区中川中央)で6月30日(日)まで行われている。

同施設は外国人や青少年の支援を行っており、国籍や年齢を問わず多くの人が利用する多文化交流施設。同施設の林田育美館長による国際交流事業に興味を持った中川さんが展示を提案した。2回目の開催になる。

中川さんの収集歴は通算20年ほど。主に、日本の小判切手という古い時代の切手を専門にコレクションしている。今回は、郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」という文化的価値を広く認識してもらうこと等が目的である「切手趣味週間」に発行された、30年以上前の切手18種類と実際に郵送に使用した封筒2通を展示している。

中川さんは、「気軽に見てもらうことで日本文化や切手に親しみを持ち、日本への理解を深めるきっかけになれば」、林田館長は、「一人でも多く見てほしい」と期待を寄せた。

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