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6月上旬の天候が影響していると見られています。人気の催し「さくらんぼ狩り」を控えている青森県南部町では、一部の園地で実割れなどの深刻な被害が報告されています。
南部町上名久井地区にある「チェリーファーム沖田」のサクランボ園地。こちらでは、1ヘクタールの園地に紅秀峰や佐藤錦、ジュノハートなどが栽培されていますが、6月上旬の低温と多湿の影響で実割れといった深刻な被害が出ています。
35年ほど栽培に従事してきた園主の沖田周蔵さんも、ここまでの被害は初めての経験だと胸を痛めています。
【チェリーファーム沖田 園主 沖田周蔵さん】
「9割くらい(実が)ならないのじゃない」
「まず全然駄目だみたいだなあ」
「霜だと思う。、遅霜だったようだ」
「しょうがないよね。天気には勝てないものね」
沖田さんは、今後十分に育った状態の良いものを収穫し、市場に出荷していきたい考えです。
サクランボの実割れ被害は、町内でどの程度広がっているのか。「南部町さくらんぼ狩り」の開催は1週間後に迫っています。