深いブルーが訪れた人を魅了 花の山寺「普門寺」でアジサイが色付き始める 岡山・真庭市

花の山寺とも呼ばれる岡山県真庭市の寺でアジサイが色付いています。

平安時代の初めごろ、弘法大師・空海によって開かれたとされる真庭市の笠場山・普門寺です。

約30種類3000株のアジサイが6月に入って色付き始めました。

真庭市の重要文化財・仁王門に続く道です。アジサイの青が映える、密かに人気の写真スポットです。

青紅葉や枯れ紅葉を背景にしてもアジサイがよく映えます。

境内の近くには散策路があります。

(記者リポート)
「すがすがしい深い色合いですね。このお寺の名前をとって『普門寺ブルー』とも呼ばれているそうです」

「蟷螂生ず」 6月上旬のこの季節を表す言葉です。生まれたばかりのカマキリが青いアジサイの上で揺れる姿は、波に揺られる小舟のようです。

散策路にはハートの形をしたものもありました。

普門寺では6月23日まで「あじさい祭り」が開かれています。期間限定でアジサイ柄の御朱印が授与されるほか飲食店などが出店します。

普門寺のアジサイは7月上旬ごろまで楽しめるということです。

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