長崎で進められている脱炭素社会の実現に向けた最先端の取り組みを学ぶ講演会が、13日長崎市の高校で開かれました。
「温室効果ガス、CO2の排出量と吸収量を均衡させるというのがカーボンニュートラルです」
講演会は、長崎東高校が今年度三菱重工総合研究所と取り組む探求学習の一環として行われました。講演会には1年生と2年生あわせておよそ550人が参加。
講師の三菱重工総合研究所茨木誠一副所長が、化石燃料に代わる燃料やCO2を回収する技術の開発状況を説明しながらカーボンニュートラルの重要性を訴えました。
講演会を聞いた生徒
「(カーボンニュートラルを)詳しくは知らなかったけど、講演会で自分自身もちょっと興味がわきました」
「脱炭素とかふわふわしたイメージだったけど講演を聴いてイメージがつきました」 「身の回りのことでできることは心掛けていきたいと思いました」
講演会の後には希望する生徒を対象とした座談会も開かれ、カーボンニュートラルに取り組む心構えなどについて意見を交わしていました。