DearOne、UI/UX改善プラットフォーム「VWO」 のリセラーパートナーに 国内販売を開始

NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社であるDearOneは、ABテストをはじめとするUI/UX改善プラットフォーム「VWO」を提供するWingify社とリセラーパートナー契約を締結し、同ツールの日本国内における販売を開始した。

VWOは、顧客のデジタル体験を最適化することで、コンバージョンの最大化を目指すユーザー体験の最適化プラットフォーム。既に日本をはじめ世界150ヵ国以上、2,500社以上、大手通販サイトや旅行サイトなど業界を問わず多くのWebサイトやアプリで導入されている。

本サービスでは、ほとんどの場合はコーディング不要でABテストを実施できる他、セッションリプレイやヒートマップなどのユーザー行動を分析する機能を提供している。さらに、様々なユーザーグループに向けてカスタマイズされたコンテンツを表示するパーソナライゼーション機能も提供する。VWOの具体的な機能は、以下の通り。

  • 「VWO Testing」
    コンテンツなどのUIから検索結果やアルゴリズムのような機能に至るまで、WEBサイト、アプリなどチャネル全体にわたってテストし、実施から効果測定まで一括管理できるようになる。
  • ABテスト
    VWO専用のタグを埋め込むことで、コーディングの知識がなくとも管理画面上の操作のみで簡単にABテストが実施できる。
  • マルチ変数テスト
    1つのページで複数箇所の変更による変数でテストし、あらゆる可能性のなかから最もパフォーマンスの高い組み合わせを見つける。
  • URL別テスト
    2つの異なるURLに異なるバージョンのページをそれぞれ用意してテストします。両方のページにトラフィックを流し、どちらのコンバージョン率が高いかを確認できる。
  • VWO Insights
    ユーザーの行動に関する細かいインサイトを得られる、ヒートマップやセッションリプレイ、ファネル分析、フォーム分析などを組み合わせて、ユーザー体験において課題となっているポイントがどこにあるのかを診断する。発見された問題点を改善し、より良いデジタル体験を提供できる。
  • VWO Personaliz
    様々なデータソース、アプリケーション、分析からのデータを使って、バナーやポップアップなどのコンテンツを出し分けることで、すべてのユーザーにカスタマイズされた独自の顧客体験を提供する。

今回のリセラーパートナー契約締結により、DearOneはVWOの導入と活用、グロース支援として、タグ設置のサポート、オンボーディング・トレーニング、QA対応、施策立案、実行、効果測定などの運用サポートが可能となる。

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