高知市6月議会が開会 ≪西敷地≫の整備費用など補正予算案【高知】

昨年度、高知市のふるさと納税の寄付額が8億4600万円余りで過去最高となったことが分かりました。

高知市の6月定例議会が13日開会し、一般会計の総額で8億1100万円の補正予算案が提出されました。

今年秋から始まる65歳以上を対象とした新型コロナワクチンの接種費用を補助する事業に5億2700万円余り、オーテピア西敷地の整備費用に7950万円を計上しています。

また昨年度、高知市のふるさと納税の寄付額が過去最高の8億4600万円余りとなったことが分かりました。

返礼品はカツオのタタキや土佐酒が人気で、市は「朝ドラ効果などにより全国から高知が注目されたためではないか」と分析しています。

桑名高知市長はふるさと納税を活用した財源確保を公約に掲げています。

桑名市長
「本市のふるさと納税事業をさらに魅力的なものにすることで、本年度の目標額の10億円の寄付を目指してまいります」

高知市の「財政健全化プラン」では昨年度からの3年間で94億円の収支不足が見込まれています。市は、ふるさと納税や市内34施設の愛称を募集するネーミングライツの契約料などで財源を確保したい考えです。

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