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能登半島地震の影響により、複数の区間で通行止めが続く国道249号。
新たな迂回路が整備されることになり、すでに工事が本格化しています。
その工法とは?
重盛友登 記者:
「輪島市渋田町に来ています。土砂崩れにより道路が塞がれてしまっていますが、このように隆起した海岸を使って新たに迂回路を整備するということです」
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工事が行われているのは、輪島市渋田町の国道249号です。
こちらの一帯では、元日の地震で土砂崩れが発生し、およそ2.8キロにわたり今も通行止めになっています。
今回の整備では、崩れた土砂を盛り土にし、隆起した海岸と元の道路をつなげることで迂回路にするといいます。
国交省 北陸地方整備局・谷 俊秀 技術統括マネージャー:
「この道路をつないでいって、あの頂のところに見える道路につないでいくというような工事をしています」
「高さは約30メートルぐらい盛り上がる構造」
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一方、こちらは珠洲市真浦町と仁江町を結ぶ逢坂トンネル。
こちらも大規模な土砂崩れが発生し、およそ1.7キロの区間が今も通行止めになっていますが、迂回路の整備に向けた工事が始まっていました。
2つの区間の迂回路の開通時期は未定ですが、国土交通省では一日でも早く緊急車両や地元住民から通れるようにしたいとしています。