アユの不漁対策などの補正予算案提出へ

県は、来週から始まる6月定例議会に、不漁が続くアユ漁への対策費など、一般会計で約43億円を増額する補正予算案を提出します。

6月県議会に提出されるのは、一般会計・約43億500万円の補正予算案です。

このうち不漁となっているアユ漁への対策費としては、漁業者らの経営の維持・安定を図るため、1事業者・上限3000万円を融資する制度の関連や、安曇川の人工河川に親魚8トンを追加放流する事業など、約1億4000万円が計上されています。

アユの不漁については、今月4日、県漁連から、追加放流などの緊急対策を求める要望書が三日月知事に提出されていました。

また、県内唯一の新幹線駅前でありながら、長年、利用されていなかったJR米原駅東口周辺の土地については、このほど、県内の企業を代表とする法人グループが開発に乗り出すことが決まりました。

県土地開発公社が持っている土地を、県が買い戻し、法人グループに売却するため、約7億2000万円が盛り込まれています。

補正予算案は、6月定例県議会の初日・今月20日に提出されます。

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