【楽天】巨人に連勝!5カード連続勝ち越しで勝率5割復帰(12日の巨人戦)

好調の楽天!劇的なサヨナラ勝ちから一夜明けた12日の試合も、初回から打線が奮起し、5カード連続の勝ち越しを決めた。

★交流戦優勝へ向け突き進む楽天は12日も巨人と対戦。

試合は初回から楽天打線が猛攻を見せる。ランナーを1人置き、辰己涼介選手(27)が左中間を破るタイムリー3ベースヒット!ファーストランナーが一気に帰り、先制点を奪うと…さらに、4番の鈴木大地選手(34)にもタイムリーが飛び出し、追加点を奪う。なおも攻撃の手を緩めない楽天、フランコ選手(31)が、楽天ファンが待つレフトスタンドへ飛び込む3ランホームランを放ち、初回に打者一巡で一挙5得点。

援護をもらった先発の内星龍投手。交流戦はここまで2試合に先発し、11イニングをわずか2失点。きのうも2点こそ失ったが、6回を投げ94球とゲームを作り、マウンドを降りた。

このまま試合は最終9回へ突入。マウンドには守護神の則本昂大投手(33)。2アウトを奪うが、そこから連打を許し、2塁1塁のピンチを招くと、9番・泉口選手に右中間を破る2点タイムリーを浴び、リードはわずか1点に。一打同点の場面で打席にはこの日2安打を放っている丸佳浩選手。しかしここはセカンドゴロに打ち取り、なんとか逃げ切った楽天。好投を見せた内投手が先発として本拠地初白星となる今季3勝目。巨人相手にカード勝ち越しを決め、勝率も5割に復帰した。

〈辰己涼介選手〉

「リーグ優勝するためのまずは交流戦優勝。個人的には顔と名前を憶えてもらえるように引き続き頑張っていきたい」

★交流戦楽天は首位をキープ。2位のソフトバンクが敗れたため、ゲーム差は2に開いた。残すは4試合。早ければ14日優勝が決まる。

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