社会問題化のカスハラ 愛知県が対策に向けて動き出す 「多様な状況に対応できる条例を」

テレビ愛知

客から著しい迷惑行為を受ける「カスタマーハラスメント」の防止に向け、愛知県が初めて会合を開きました。

タクシーの乗客:
「なめとんじゃねぇ」

タクシーの乗客は手に持っていたスマホを車内に投げつけました。

今、客からの迷惑行為であるカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラが社会問題となっています。こうしたカスハラを防止しようと、愛知県は6月13日、経済団体や労働組合、大学教授などで構成する協議会を初めて開きました。

会議では、カスハラ防止に向け「罰則にこだわらず、多様な状況に対応できる条例を考えるべき」といった意見など県独自の条例の制定を求める声が多く聞かれました。

県は今後、条例の制定も含め、カスハラの対策について検討を進める方針です。

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