銀幕を彩った刺青絵師の作品展 京都市中京区

高倉健や菅原文太など銀幕のスターたちの刺青を描き続けた「伝説の刺青絵師」毛利清二さんの作品展が、京都市内のミュージアムで開かれています。
京都市中京区のおもちゃ映画ミュージアムで開かれている展覧会「毛利清二の世界」。会場には、京都市在住の刺青絵師で現在94歳の毛利清二さんが、映画やテレビの世界で半世紀にわたって描いた刺青の下絵や資料写真、ポスターなどが展示されています。東映の任侠映画「昭和残侠伝」シリーズで主演の高倉健が背負った「唐獅子牡丹」や「仁義なき戦い」シリーズで菅原文太の背中を飾った「昇り鯉」など、銀幕のスターたちを彩った数々の作品は、往年の日本映画の輝きを感じさせます。作品は年代順に展示されていて、第1期は今月16日まで。第2期は、今月19日から来月28日まで開かれます。(18歳未満は入場不可)

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