シーガルズ 独自の選手カード作製 23種類 バレー教室参加者に配布

 バレーボールV1女子の岡山シーガルズは所属選手の写真入りオリジナルカードを作製した。バレーボール教室などの参加者に配り、チームに親しみを感じてもらうツールとして活用している。

 カードはエース金田修佳選手やレフト佐伯亜魅加選手ら選手別の23種類。写真はユニホーム姿で、背番号やポジション、子どものころの夢といったプロフィルを記した。各選手がサインを入れて配布する。サイズは一般的なトレーディングカードと同じ縦8.8センチ、横6.3センチ。

 シーガルズはバレーボール教室や健康増進のための運動教室、人権啓発活動などを行っている。「全ての人に健康と福祉を」といったSDGs(持続可能な開発目標)に寄与する取り組みで、高田さゆりマネジャーは「カードをSDGsの考えを知ってもらうきっかけにもしたい」と言う。

 作製にはSDGsに関する活動を連携して行うIT関連企業のビュージックスジャパン(東京)が協力。代表取締役の藤井慶一郎さん(42)=岡山市出身=は「シーガルズと地域の輪がさらに広がる一助になればうれしい」と話す。

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